要点
3つの例では補助率はいずれも1/2(中央区の創業枠は2/3)、上限は5万円〜30万円でした。共通して「新規作成または全面改修のみ」「着手前の申請」「予算到達で終了」が条件です。年度ごとに内容が変わるため、自分の地域の最新の募集案内で確認してください。
013自治体の制度比較
| 項目 | 東京都中央区 | 東京都葛飾区 | 兵庫県西宮市 |
|---|---|---|---|
| 制度名 | 中小企業のホームページ作成費用補助(令和8年度下半期分) | ホームページ作成費補助事業(令和8年度) | ホームページ制作支援事業 |
| 補助率 | 一般枠1/2、創業枠2/3 | 1/2(消費税相当分は対象外) | 1/2 |
| 上限 | 30万円 | 日本語のみ5万円/外国語対応8万円(EC新規構築は同時申請で10万円上乗せ、PR動画2万円) | 5万円 |
| 主な対象経費 | 新規作成・全面改修の制作委託費、新規作成時のドメイン取得費 | 新規作成・全面改修の委託料、同時の外国語対応・EC・PR動画 | 自社ホームページを新規作成する外部委託費 |
| 対象外の例 | 画像差し替えや機能追加 | 画像差し替えやページ追加のみ | 保守費・管理費などのランニングコスト |
| 受付 | 2026年10月1日〜(先着順)。確認日時点で受付終了の表示 | 2026年4月1日〜2027年2月26日必着(受付順、予算の範囲内) | 予算枠がなくなり次第終了(事務局:西宮商工会議所) |
02募集案内で必ず読む5項目
- 着手前申請かどうか:葛飾区は「ホームページの作成・改修に着手する前であること」が要件です。契約・発注の前に申請が必要な制度が多いと考えて動きます。
- 新規・全面改修の定義:部分的な修正やページ追加は対象外とする例が目立ちます。リニューアルの範囲を見積書で明確にします。
- 事業者要件:区内で1年以上の事業実績、税の滞納がないこと、過去の利用歴、自社でホームページ作成を業とする企業は除く、など。
- 税の扱い:葛飾区のように消費税相当分を対象外とする制度では、税抜金額で計算します。
- 先着・予算枠:中央区は上期・下期に分けて先着順、西宮市も予算到達で終了します。年度途中に締め切られることがあります。
03補助額の計算式
補助額 = min(補助対象経費 × 補助率,上限額)(千円未満切り捨て等の端数処理は各制度の規定による)
例えば上限5万円・補助率1/2の制度では、対象経費が10万円を超えると補助額は5万円で頭打ちになります。制作費が大きい場合は、国の持続化補助金との関係(同じ経費の重複受給が認められるか)も、それぞれの募集要項で確認が必要です。
04自分の地域の制度を探す方法
- 市区町村の公式サイトで「ホームページ 補助」「販路拡大 補助」「創業 補助」を検索する(制度名に「ホームページ」が入らない場合がある)
- 地域の商工会議所・商工会の補助金案内を見る(西宮市のように事務局を商工会議所が担う例がある)
- 中小機構のJ-Net21「支援情報ヘッドライン/支援情報ナビ」で地域とキーワードを指定して検索する
募集案内PDFの年度表記(令和8年度など)と掲載日を確認し、前年度の情報で計画しないよう注意します。
05相談先・申込先の選び方
自治体補助金を使う制作では、制作会社に次の点を依頼できるかを確認します。
- 申請に必要な見積書(制作費とドメイン・保守などランニング費用を分けた内訳)
- 着手前申請に合わせた契約日の設定
- 完了報告に必要な公開URL・請求書・領収書の発行
- 区内事業者の利用を条件にする制度がある場合、その要件への該当
補助制度の要件の解釈は、制作会社ではなく自治体・事務局の窓口に確認してください。
確認リスト
- 募集案内の年度・掲載日を確認した
- 着手前申請が必要かを確認した
- 新規作成・全面改修の要件に当てはまる
- 税込・税抜どちらで計算する制度か確認した
- 予算到達による早期終了の可能性を把握した
公式情報・参考資料
確認日:2026-10-11。制度・法令の運用、料金や公募内容は変更されることがあります。申込・契約の前に、必ずリンク先の最新情報(公募要領・利用規約・料金ページ)で確認してください。